アルジェリア人質事件1カ月 内通者摘発も「支援網」解明難航 首謀者は雲隠れ【カイロ=大内清】アルジェリア南東部イナメナスの天然ガス施設で日本人10人を含む38人が死亡した人質事件で、アルジェリア当局は、内通者や協力者の摘発を進めているが、イスラム過激派への支援ネットワークの規模などは、発生から1カ月を迎えるいまなお分かっていない。首謀者である国際テロ組織アルカーイダ系「イスラム・マグレブ諸国のアルカーイダ組織(AQMI)」のベルモフタール元幹部は雲隠れしたまま。事件に触発される形で各地の過激派が活発化する恐れも強まっている。
現地メディアの報道を総合すると、当局はこれまでに、犯行グループに施設の地図を渡したなどの疑いで、天然ガス施設の運営に関わる国営炭化水素公社従業員ら13人を逮捕したもようだ。内通者を施設で雇うよう働きかけた地元有力者や、現場案内人がいたとの報道もある,~ 【特集】今、ここにある「バブル」~生かされぬ教訓と性。
隣国モーリタニアでは当局が15日までに、アルカーイダ系組織に参加しマリでテロを企てたとして、人質事件の犯行メンバーの兄弟ら2人を逮捕。多数の組織が「アルカーイダというネームブランド」(中東専門家)の下で活動する中東・北アフリカでは、1人が複数グループに関係することも珍しくないだけに、テロ支援網の解明は難航するとみられる。
一方、ベルモフタール元幹部が事件直前まで潜伏していたとされるマリ北部は、軍事介入したフランス軍が全主要都市を制圧したが、過激派勢力は砂漠や山岳地帯に撤退、今月上旬以降、自爆テロやゲリラ攻撃を繰り返している,DEEPのリングをもっともっとかき回したいし、自分の立ち位置をしっかりとDEEPの中で築きたい。
マリ情勢に世界の耳目が集まる中、イエメンの有力組織「アラビア半島のアルカーイダ(AQAP)」は仏軍への「ジハード(聖戦)」を宣言。ナイジェリアのボコ・ハラムや、ソマリアのアッシャバーブなどの過激派がマリ北部に流入しているとの指摘もあり、同国がテロの最前線になるとともに、周辺国への出撃基地化する懸念もある。【関連記事】 佐々淳行氏、安倍内閣の危機管理能力は「80点」 「アルカーイダ思想」浸透 マリ、テロ掃討の最前線に 「日本人と『人間の盾』にされた」日揮の比人、体験を詳述 祖父「岸訪米」軌跡たどりて 安倍首相、最大の目的は? 中谷元特命副幹事長 石破、浜田氏と国防「キャンディーボーイズ」構想 石原慎太郎氏独演
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